two-nagual」のフラッグシップ企画、「ひと」。
two-nagual」の世界を体現する、各界のスペシャリストが、“仕事観”を語るロングインタビューです。
今回の「ひと」は、日本を代表するトレーナーの友岡和彦さん。
メジャーリーグでのストレングス&コンディショニングコーチを務め、日本に活動拠点を移してからも、スポーツとフィットネスの発展のため、精力的に活動しています。

友岡和彦さん(クリードパフォーマンス) two-nagual「フィットネスキャンプ」特別講師

写真提供/友岡和彦(クリードパフォーマンス) Kazuhiko TOMOOKA

●ともおか かずひこ クリードパフォーマンス株式会社 取締役。MLBフロリダ・マリーンズなど3球団で、ストレングス&コンディショニングコーチを務めた、日本を代表するトレーナー。two-nagualイベントでも活用されている、さまざまなアウトドアスポーツに適したケガ防止とパフォーマンス向上ための「FITNESS CAMP for OUTDOOR」の考案者。

ポストコロナ禍に、「フィットネスキャンプ」!

ジブンが開発した「フィットネスキャンプ」について、その経緯をお話します。
「フィットネスキャンプ」の始まりは、今のフィットネスやトレーニングへの疑問です。
最近のフィットネスやトレーニングは、全て個別化されて、他人と触れ合う必要もないし、つながる必要もありません。
空調が効いた個室が用意され、あなただけの空間で、あなただけのパーソナルトレーナーで、あなただけのメニューで……。
この傾向は、コロナ禍で、いっそう助長されました。

でも、それが進むと、どうなるか?
メンタルに変調をきたすことは、去年と今年、私たちも見てきました。
人とつながる時間は、重要です。
自然の緑があると、精神的に癒されます。
外に出て、人とつながって、自由に動くのは、とても重要なのです。
そこで、アウトドアで、しかもグループでトレーニングを行う「フィットネスキャンプ」に行きつきました。

人間に必要不可欠な動き、とは?

現在のトレーニングは、人工的な動きに溢れています。
スクワットやベンチプレス、懸垂やデッドリフトは、人間が発明した動きです。
赤ちゃんが生まれて育つなかで、本能的に、スクワットをするでしょうか? 
デッドリフトをするでしょうか? 
赤ちゃんは、モノを持ち上げますが、人工的な動きはしません。

トレーニングで行うべきなのは、人間に必要不可欠な動きです。
必要不可欠な動きは、昔であれば、命がけの動き。
虎に襲われたら、命がけで走ったり、潜ったり、登ったり、渡ります。
その時、物を投げたり、キャッチするかもしれません。
こうした動きは、人間の本能として備わってきたものです。

写真提供/友岡和彦(クリードパフォーマンス) Kazuhiko TOMOOKA

子どもも、大人も、“遊び”が足りていない!

「フィットネスキャンプ」でも、スクワットやヒップヒンジ、プッシュやプル、バーピーといった動きを組み入れています。
しかし、それらはメインの動きではありません。
せっかく自然のなかですから、みんなと一緒に運動をしながら、石や木の枝など、自然にあるものを活かして、運動します。
それが、「フィットネスキャンプ」のコンセプトでもあります。

今の子どもには、“遊び”が足りていません。
肥満や、転んでも手を付けずに顔をケガするとか、ありますよね。
子どもこそ、跳んだりハネたり、バランスを取ったり、登ったり、這ったりが必要です。
石の上で、最大限のバランスを取らなければ、海や川に落ちてしまいます。
誰かにタッチされたら、負けないように一生懸命走ります。
自然の中での遊びを通して、子どもたちは健康に育つのです。

遊びの足りない大人こそ、「フィットネスキャンプ」をやってもらいたいのです。
多くの人たちは、ジムに行くことに、ハードルを感じています。
フィットネスクラブやトレーニングを、自分とは違う世界だと思っています。
「フィットネスキャンプ」は、多くの人が、気軽に参加できます。
どこの公園でも、ワイワイ楽しく、終わったらみんなでお弁当を食べる……。
ヨーロッパでは、公園の器具にグループで集まって運動する光景をよく目にします。
軽い気持ちで参加してもらえればと願っています。

「FITNESS CAMP for OUTDOOR」、9つのカラダ機能、向上ポイント!

  1. 安定性  / ひざ痛&腰痛予防!
  2. 可動性  / 倒木だって、らくらく!
  3. 操作性  / 岩場もヘッチャラ!
  4. 基礎筋力 / バテにくくなる!
  5. パワー  / 重い荷物もなんのその!
  6. 持久力  / 縦走にも、挑戦!
  7. スピード / 下山の時刻が、ぐっと早くなる!
  8. アジリティ/ 転びにくくなる!
  9. 反応力  / 苦手な下りでも、スタスタ!

『ひと/トレーナー 友岡和彦さん「トレーナーを仕事にする」(後編)は、おしまいです

ひと『「トレーニングを仕事にする」前編』に、つながる! 

ひと『「トレーニングを仕事にする」中編』に、つながる! 

この続きは、皆さん自身で体感して、誰かとつながりましょう! ∞