カラダが硬いヒトこそ知っておきたい、「ヨガ入門」!
まずは、素朴な大疑問。
ヨガって、そもそも何に効くのか?
トレーニング科学の知見から答えてくれたのは、日本を代表するトレーナー、友岡和彦さんです!

友岡和彦さん(クリードパフォーマンス) two-nagual「フィットネスキャンプ」特別講師

●ともおか かずひこ クリードパフォーマンス株式会社 取締役。MLBフロリダ・マリーンズなど3球団で、ストレングス&コンディショニングコーチを務めた、日本を代表するトレーナー。two-nagualイベントでも活用されている、さまざまなアウトドアスポーツに適したケガ防止とパフォーマンス向上ための「FITNESS CAMP for OUTDOOR」の考案者。

ヨガは、人間が健康的に動くことに役立ちます

ヨガは、“人間が、健康的に動く”ことに効きます。

“人間が健康的に動く”ためには、必要なことが2つあります。
ひとつは、安定性。
もうひとつは、柔軟性です。

まず、安定性です。
例えば、足元がしっかり安定することで、上半身など全身が動かせます。
安定性は、“人間が、健康的に動く”ために欠かせません。
なので、トレーニングでも、「安定させましょう」と、コアトレーニングを行ったりします。
プランクやヒップリフトなど、体幹を安定させるトレーニングはお馴染みですよね。
でも、この時に見落としがちなのが、柔軟性です。

柔軟性が欠如していると、いくら安定性を高めても、正しい姿勢は得られません。
例えば、胸の筋肉が過度に緊張していると、いわゆる猫背(円背=えんぱい姿勢)になります。
また、座る時間が長いと、股関節の前が硬くなって、常に骨盤が前傾してしまいます。
つまり、安定性を高める前に、最低限の柔軟性、可動性の確保が重要になります。

ヨガの効果は、単に、関節の柔軟性を高めるだけではありません。
ヨガは、動きに必要な関節や体幹を安定させながら、バランスを取って、カラダを動かします。
ヨガの動きは、カラダの一部の筋肉を過度に使うことなく、連動しているからです。

ヨガで、集中力も高まる!

ヨガは、“人間が、健康的に動く”ことに効きます。
その2つ目の理由は、精神的な集中が得られる点です。
私自身も、経験があります。

ヨガは、副交感神経を優位にさせ、筋肉を弛緩させる効果があります。
ヨガでは、努めて意識的に、呼吸をします。
鼻から吸って、しっかり吐く。
この吐く動作を通じて、副交感神経が優位になって、リラックスします。
現代社会では、そういうシーンが少なくなっていますよね。

アスリートたちは、経験上、呼吸しながらストレッチしたり、呼吸しながらバランスを取って諸々の動作を行うことで、集中力を高めることを知っています。
ヨガは、精神的な集中を得ながら、人間が健康的に動くことに役立つのです。

これからヨガを始めるヒトこそ、柔軟性を確保しておくことが重要です。
効率的な動きが確保できますし、精神的にも集中できます。
柔軟性を高めたい方、さらに精神的な集中力を高めたい方は、ヨガを積極的に取り入れていただきたいと思います。

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