暮らしとスポーツが“つながる”two-nagual編集部です。
各都道府県で、電車でアクセス可能な日帰り登山を紹介していくコチラの企画。

バスは禁止、ケーブルカーはギリギリセーフ! という鉄の掟に従って、山々を紹介しています。
第2回は、千葉県を代表する初心者にもピッタリの名山鋸山(のこぎりやま 329.4m)についてご紹介します。

目次

●房総半島にある、鋸山の基本情報や見どころ

●鋸山へのアクセス方法

●初心者でも登頂可能! 鋸山の登山ルートを解説

●絶景! スリル満点の有名スポット「地獄のぞき」

●2021年コロナ禍の最新情報! 鋸山の周辺スポットなどをご紹介

房総半島にある鋸山の基本情報や見どころ

鋸山(のこぎりやま)は、千葉県房総半島に位置し、都心から気軽に行ける名山の一つです。
晴れた日には、鋸山の山頂から富士山や東京湾などの雄大な景色を一望できます。
山の正式名称は「乾坤山(けんこんざん)」。切り立った岩肌が特徴的で、鋸のように岩が露出していることから「鋸山」の名で多くの人に親しまれています。

季節に関係なく1年中登れますが、冬は道の凍結や積雪で滑りやすいこともあるため、温暖な千葉の低山ですが、注意が必要です。
登山にお勧めの季節は、11月下旬から12月上旬。木々が色づく美しい景色を眺めながら登れます。

鋸山へのアクセス方法

鋸山へは、電車でも車でもアクセス可能です。
電車では、JR内房線「浜金谷(はまかなや)」駅またはJR「保田(ほた)」駅を目指します。
普通列車では、総武線もしくは京葉線快速内房線に乗車。そこから蘇我、千葉、君津(きみつ)のいずれかの駅で内房線に乗り換えて約2時間です。

駅から約1時間半から2時間で山頂まで行けるので、日帰りで手軽にアクセス可能なのが魅力です。
JR内房線は、千葉県蘇我駅から安房鴨川(あぼうかもがわ)駅を結ぶ路線。
房総半島を南へ下り、多くの区間で車窓からは海が望め、運がよければ富士山も見えることがあります。
登山だけでなく、道中も楽しめるのも、鋸山の魅力のひとつです。

車では、東京アクアライン、東関東自動車道、京葉道路のいずれかを経て、「富津館山道富津金谷IC」もしくは「鋸南保田IC」から、国道127号線で鋸山に着きます。

初心者でも登頂可能! 鋸山の登山ルートを解説

出典:https://nokogiriyama.jp/guide/trailway/

鋸山の標高は300m台と高くないものの、ロープウェーを使って登ることもでき、見どころも数多くあります。

鋸山の公式サイトが推奨しているルートは3つ。
順番にご紹介します。

【鋸山登山家コース】

出典:https://nokogiriyama.jp/guide/trailway/

かつて山から石を切り出した歴史を味わえる「車力道コース」を通り、山頂を目指します。
下山でも石切り場の跡を堪能する、 ロープウェーを使わないルートです。

「浜金谷駅」より徒歩約10分で、登山道が見えてきます。分岐を左に行き、トンネルを抜けて左に登山道が続きます。
鋸山公式サイト(https://nokogiriyama.jp/guide/trailway/)に地図やGoogleビューが載っており、参考にすると良いでしょう。
道中には、「地球が丸く見える展望台」などの有名なスポットもあり、そこからの見晴らしは最高です。

車力道コースでは、石畳のようになっている箇所があります。
これは車力と呼ばれる人たちが、石切り場から切り出した巨石を手押車で運んでいた道の名残です。しかも、驚くことに主に女性がこの重労働を担当していたとのこと。
自然の雄大さとともに、人のチカラについても思いを馳せながら登ってみてはいかがでしょうか。

【サクッと地獄のぞき観光コース】

出典:https://nokogiriyama.jp/guide/trailway/

名前の通り、登山と観光を楽しみ、帰りはロープウェーで一気にくだりたい人におすすめのコースです。
ロープウェーは約15分間隔で運行しており、山麓から山頂まではおよそ4分です。

「鋸山登山家コース」と同じ登山道から階段を登って進みます。登っていくと、地図の分岐点Cに出ます。
そこを右に曲がると、有名なスポットである「ラピュタの壁」です。
ラピュタの壁は垂直な美しい岩肌で、映画「天空の城ラピュタ」を連想させることから名付けられました。
Cの分岐を右に登ると、日本寺北口管理所に到達します。ここより先は大人600円・小人400円の拝観料(税込み)が必要となります。
日本寺は、西暦725年に聖武天皇の勅詔を受けて開かれた関東最古の勅願所(天皇からの命で、国家の安全を祈願する寺院)です。
10万坪あまりの広大な敷地に、高さ30mの観音像や日本一の大仏の他、有名な地獄のぞきなどがあり、周遊に1時間30分ほどかかります。
日本寺西口管理所からでると、ロープウェ―山頂駅に着きます。ロープウェ―山頂駅の屋上にある展望台からは、美しい東京湾が一望できるスポットです。

【産業遺産巡りコース】

出典:https://nokogiriyama.jp/guide/trailway/

車力道コースを巡り、鋸山の人気スポットである「地獄のぞき」を通って ロープウェ― で下る人気のコースです。
「鋸山登山家コース」と同じく車力道コースを進み、トンネルを抜けて左へ登山道を登っていくと石切り場跡が見えてきます。さらに150mほど進めば、分岐Cから「サクッと地獄のぞきコース」と同じく ロープウェ― 山頂駅に向かいます。
鋸山は、古くから良質な「房州石(ぼうしゅういし)」の産地で、江戸から明治にかけて建築用材、護岸工事用材、土木工事用材として盛んに切り出されました。
切り通し跡やラピュタの壁など、「サクッと地獄のぞきコース」よりも見どころは満載です。

絶景!スリル満点の有名スポット「地獄のぞき」

「地獄のぞき」はスリル満点のスポットで、鋸山の日本寺に行った人のほとんどが見学していきます。
断崖が垂直に切り立っており、柵こそあるものの下を覗くとスリル満点。離れた場所から「地獄のぞき」を見るとその恐ろしさや形にびっくりします。
「地獄のぞき」からは房総半島を一望できるため、鋸山を訪れた際にはぜひ立ち寄ってみてくださいね。

2021年コロナ禍の最新情報!鋸山の周辺スポットなどをご紹介

2021年現在、新型コロナウイルスが流行っていますが、鋸山のロープウェ―は通常通り稼働しています。
詳しくは、鋸山ロープウェ―の公式ホームページをご覧ください。

http://www.mt-nokogiri.co.jp/pc/p010000.php

鋸山の周辺施設についてご紹介します。

【金谷ステーション】

出典:https://kanayast.com/hotsprings/

鋸山に登った汗を流しに温泉はいかがですか?
金谷ステーションの施設内には、日帰り温泉があります。
登山でかいた汗をきれいサッパリ洗い流して、心地よい気分で疲れたカラダにしみます。
レンタルでタオルもあるので、準備を忘れた方でも安心です。
入浴料は大人¥800、小学生¥500、2歳〜未就学児¥300(税込)。

JR金谷駅から徒歩3分の金谷ステーションは、2017年に温泉旅館を改装してつくられた総合観光インフォメーションセンターです。
温泉以外にもカフェや観光案内所などもあります。

住所:〒299-1861千葉県富津市金谷2175
電話番号:0439-29-7755
営業時間:11時〜17時(最終受付16時半)
定休日:水曜日、木曜日
公式サイト:https://kanayast.com/hotsprings/

【SANGA SOBA & COFFEE STAND】

そばとコーヒーが楽しめるお店です。
座席数も16と程よい広さがあり、メニューもカツ丼やそば、様々な種類の野菜天など豊富です。
登山後の昼食や、コーヒーでひと休みしてみてはいかがでしょう。

住所:〒299-1861 千葉県富津市金谷2192
電話番号:非公開
営業時間:11時〜15時
定休日:火曜日、水曜日
公式サイト:https://www.facebook.com/SANGA2192/