人生一度は、サーファーになりたい!
と思いつつ、チャンスがなかった方のためのトレーニング入門。
悩みのタネは、首と腰の痛み……。
痛みを騙しだまし堪えるのではなく、実は、エクササイズで予防できます。
トレーニング科学の知見から教えてくれたのは、日本を代表するトレーナー、友岡和彦さんです!

友岡和彦さん(クリードパフォーマンス)

●ともおか かずひこ クリードパフォーマンス株式会社 取締役。MLBフロリダ・マリーンズなど3球団で、ストレングス&コンディショニングコーチを務めた、日本を代表するトレーナー。two-nagualイベントでも活用されている、さまざまなアウトドアスポーツに適したケガ防止とパフォーマンス向上ための「FITNESS CAMP for OUTDOOR」の考案者。

サーファー共通の悩み……、首痛&腰痛予防のエクササイズ!

今回は、サーファーの方がなりやすい、首痛と腰痛予防のエクササイズを紹介します。
サーフィンで、腰や首が痛くなる原因は、首や腰自体ではありません。
首や腰は、痛みの被害者であって、原因は、“胸”にあります

胸が動かないので、代償運動として、首が動いたり、腰が不安定になります。
そこで、首や腰の痛みを予防するために、胸の動きや、腰椎を安定させながら胸を動かすエクササイズを紹介します。

背骨が硬い人は、たくさんいます。
背骨が硬い人は、緊張するとカラダを硬めがちです。
しかも、座り仕事が多い人が円背(猫背)姿勢のまま海に入ると、腰を使ってサーフボードを操ってしまう傾向があります

そうしたことの予防に、胸を動かす、簡単なエクササイズをお勧めします。
腕を伸ばし、うつ伏せになります。
肘は曲げ、肩幅よりも少し開いて、床につけます。

次に、肘で地面を押します。
下半身は、骨盤を床から浮かさないようにし、膝の内側で支えます(足のつま先は立てず、開きます)。
背中から首が生えてきたイメージで、首をまっすぐ伸ばします。

胸を正面に向けるイメージで開き、首をさらに伸ばします。
この状態で、あごを引き、二重あごを作ります。

次に、背骨を上から1本ずつ徐々に丸めて、へそを覗き込みます。
へそを覗き込んだら、今度は、背骨を下から1つずつ伸ばしていき、丁寧に背骨を伸ばしていきます(この時も、二重あごは作ったままです)。
肘で地面を押しながら、一連の動作を、6~10回繰り返します。

サーフィンの前のウォ―ミングアップにこのエクササイズを行うことで、胸の動きを出し、腰や首への負担を減らす効果が期待できます。

次回は、陸(おか)サーファーのための、トレーニング入門 首&腰痛の予防のための、“お腹引っ込め”ドローイン です

前回、「普段からやっておきたい、ウォームアップのバランストレ」を読む

友岡さんが開発したアウトドアでのグループエクササイズ「FITNESS CAMP」の指導者向けコーチ養成講座が、10月11日に開催されます!

Movie created by ステレオタイフーンの秘密基地