登山の後に浸かる露天風呂は、まさに至福のひととき!
都心から手軽に訪れることができるハイキングルートと温泉をご紹介している本シリーズ。
第5回は、離島を除けば、東京唯一の村である檜原村(ひのはらむら)の数馬(かずま)エリアを中心としたハイキングコースと、その周辺にあるおすすめの温泉6選をご紹介します。

※この記事は2021年9月7日時点での情報です。休業日や営業時間など掲載情報は変更の可能性があります。日々状況が変化しておりますので、事前に各施設・店舗へ最新の情報をお問い合わせください。

檜原村(数馬)周辺のハイキングルートと温泉

檜原村で特におすすめしたいのが、数馬周辺のハイキングルートです。
数馬は、檜原村に流れる南秋川の上流に位置し、JR武蔵五日市駅からバスや車で50分ほどです。
周辺には、三頭山(みとうさん、1,531m)や浅間嶺(せんげんれい、903m)など、数多くの素晴らしいハイキングルートがあります。
東京で最高所の露天風呂がある「三頭山荘」や、「日本秘湯を守る会」に加入している「蛇の湯温泉」をはじめ、檜原村にある5軒の日帰り入浴施設のうち、4軒がこのエリアに集中しています。

檜原村数馬をゴールとしたハイキングコースで、まずおすすめしたいのが三頭山です。
三頭山は、東京都が「都民の森」としてコースを整備しており、安全に登山を楽しめます。
コース上には、南秋川最大の滝「三頭大滝」があり、つり橋からは、水流が岩肌を流れ落ちるスリリングな光景を楽しむことができます。
都民の森バス停から「蛇の湯温泉」がある数馬バス停までは、無料バスも出ています。

もう1つお勧めしたいのが、檜原村の東西に伸びる浅間尾根(せんげんおね)のハイキングコースです。
中世から物資を運ぶ牛馬が往来していた浅間尾根は、昭和初期まで檜原の産業道でした。
コース上には、当時を思わせる遺構や板碑を見ることができ、歴史を今に伝える古道です。
東京で唯一、「日本の滝百選」に選ばれた払沢の滝(ほっさわのたき)からスタートし、ピークの浅間嶺(せんげんれい、903m)を経て、数馬分岐から数馬エリアへ下るコースは、合計12km程の人気コースです。

また、浅間尾根登山口から数馬峠(上平峠)、笹尾根を経由し槇寄山(まきよせやま、1,188m)へ登るコースもおすすめです。
笹尾根は、南側の展望がよく、晴れの日は、富士山の眺めも楽しめます。

下山後には、「蛇の湯温泉」や「数馬の湯」など、数馬エリアの温泉施設に、直接アクセスすることが可能です。

檜原村の登山帰りにおすすめな温泉6選

檜原村数馬エリアには、魅力的な温浴施設が多くあります。
「三頭山荘」や「蛇の湯温泉」の他にも、数馬を見下ろす「テラスの宿 浅間坂」のお風呂なども見逃せません。

また、2020年度「温泉総選挙(うる肌部門)」で全国1位の「瀬音の湯(せおとのゆ)」、地下1,500mから汲み上げた源泉が評判の「生涯青春の湯 つるつる温泉」にも、バスを利用して立ち寄ることができます。

ここからは、檜原村周辺おすすめの温泉6選の詳細をご紹介します。

蛇の湯温泉 たから荘(じゃのゆおんせん たからそう)

「蛇の湯温泉 たから荘」の母屋は、国定有形文化財に指定された宿で、築300年以上といわれる兜造り(かぶとづくり)の茅葺屋根が、秘湯の趣を感じさせます。
大蛇が傷を癒した伝説が残る温泉は、都内でもめずらしい自然湧出泉で、日帰り入浴も可能です。
残念ながら露天風呂はありませんが、浴室のすぐ下を流れる秋川渓谷のせせらぎを聞きながら、ゆっくりと登山の疲労を癒せます。

■日帰り温泉情報
[営業時間]10時〜19時
[定休日]不定休 ※混雑する場合、日帰り入浴を終了する場合があります。
[料金]大人1000円、小学生700円、3歳以上500円、以上全て税込み
[TEL]042-598-6001
[住所]東京都西多摩郡檜原村2465
[アクセス]【電車】JR五日市線 武蔵五日市駅より西東京バス「数馬行」で約60分 終点「数馬」バス停下車で徒歩3分【車】圏央道あきる野ICより五日市街道・檜原街道経由で60分
[駐車場]20台
蛇の湯温泉 たから荘の詳細はこちら

檜原温泉センター 数馬の湯(かずまのゆ)

「檜原温泉センター数馬の湯」は、檜原村数馬にある日帰り温泉施設です。
打たせ湯のある露天風呂や壺湯、圧注浴やジャクージ風呂などバラエティ豊かな湯船を楽しめます。
また、食堂コーナーでは、檜原産のマイタケ天ぷらや、じゃがバターが評判で、お土産コーナーでも、地元で採れた新鮮な野菜を販売しています。

■日帰り温泉情報
[営業時間]10時〜19時
[定休日]月曜日 ※月曜日が祝日の場合は、翌日が休館日
[料金]大人880円、小学生440円、以上全て税込み ※未就学児は無料です
[TEL]042-598-6789
[住所]東京都西多摩郡檜原村2430
[アクセス]【電車】JR五日市線 武蔵五日市駅より西東京バス「数馬行」で約60分 「温泉センター」バス停下車で徒歩1分【車】圏央道あきる野ICより五日市街道・檜原街道経由で55分
[駐車場]20台
檜原温泉センター 数馬の湯の詳細はこちら

三頭山荘(みとうさんそう)

「三頭山荘」は、三頭山の麓に建つ兜づくりの老舗温泉宿で、湧き出る鉱泉に温泉の成分をプラスした展望露天風呂が楽しめます。
また、昼食付きコースでは、地元の山菜料理や自家栽培の野菜を使った煮物、天然水で育てたヤマメや岩魚のお刺身、塩焼などの名物料理を味わうことができます。

■日帰り温泉情報
[営業時間]9時〜18時 ※受付は16時まで
[定休日]不定休 ※冬期12月1日~3月31日の期間、露天風呂は営業日でも閉鎖
[料金]大人(中学生以上)1000円、小学生以下500円、以上全て税込み
[TEL]042-598-6138
[住所]東京都西多摩郡檜原村数馬2603
[アクセス]【電車】JR五日市線 武蔵五日市駅より西東京バス「数馬行」で約60分、終点「数馬」バス停下車で徒歩10分【車】圏央道あきる野ICより五日市街道・檜原街道経由で65分
[駐車場]20台
三頭山荘の詳細はこちら

テラスの宿 浅間坂(せんげんざか)

「テラスの宿 浅間坂」は、数馬分岐から浅間尾根を数馬集落へ下る途中、標高700m付近に建つ宿です。
内湯のみですが、大羽根山や笹尾根の素晴らしい展望を眺めながら、入浴可能。
併設しているお食事処「木庵」では、石臼挽きのお蕎麦や地元で採れた山菜の天ぷら、檜原産のコンニャク料理などが堪能できます。

■日帰り温泉情報
[営業時間]9時〜18時 ※受付は16時まで
[定休日]火曜日 不定休 ※冬期12月下旬~2月は休業
[料金]600円、以上全て税込み
[TEL]042-598-6201
[住所]東京都西多摩郡檜原村2315
[アクセス]【電車】JR五日市線終点の武蔵五日市駅より西東京バス「数馬行」で約48分、「浅間尾根登山口」バス停下車で徒歩15分【車】圏央道あきる野ICより五日市街道・檜原街道経由で45分
[駐車場]8台
テラスの宿 浅間坂の詳細はこちら

秋川渓谷 瀬音の湯(あきがわけいこく せおとのゆ)

「秋川渓谷 瀬音の湯」は、秋川街道沿いにある温泉施設で、せせらぎを聞きながら、源泉かけ流しの露天風呂に浸かることが出来ます。
地下1,500mから湧き出す無色透明のお湯は、トロッとした湯触りと、ほのかな硫黄の香りが特徴です。
温泉の他にもお食事処や、中庭に面してデッキチェアが並ぶ「森のテラス」などの休憩スペースで、登山の後の疲れを癒すことができます。

■日帰り温泉情報
[営業時間]10時〜19時
[定休日]年中無休 ※設備メンテナンスのため臨時休業あり
[料金]大人900円、小学生450円、以上全て税込み ※未就学児は無料
[TEL]042-595-2614
[住所]東京都西多摩郡檜原村2315
[アクセス]【電車】JR五日市線 武蔵五日市駅より西東京バス「瀬音の湯経由上養沢行き」または「払沢の滝入口・藤倉・数馬行き」で約17分、「十里木」バス停下車で徒歩8分【車】圏央道あきる野ICより五日市街道・檜原街道経由で30分
[駐車場]135台
秋川渓谷 瀬音の湯の詳細はこちら

生涯青春の湯 つるつる温泉

「生涯青春の湯 つるつる温泉」は、日の出山(ひのでやま、902m)の麓にある温泉施設です。
泉質はアルカリ成分が高い単純温泉で、お肌がツルツルする「美肌の湯」と評判です。
食事処や大広間の休憩スペース、ゆったり過ごせる個室プランがあります。

■日帰り温泉情報
[営業時間]10時〜20時 ※受付は19時まで
[定休日]火曜日 ※設備メンテナンスのため臨時休業あり
[料金]大人820円(3時間)、小学生410円(3時間)、以上全て税込み ※未就学児は無料
[TEL]042-597-1126
[住所]東京都西多摩郡日の出町大字大久野4718
[アクセス]【電車】JR武蔵五日市駅より、普通バス、もしくは機関車型バス「青春号」で20分。終点下車すぐ【車】中央道八王子I.Cより五日市街道経由約40分。圏央道日の出I.Cから20分
[駐車場]40台
生涯青春の湯 つるつる温泉の詳細はこちら