アウトドアを、カラダ全身で楽しむ、山登り!
はじめの一歩を踏み出すための、初心者向け、山のあれこれの超入門。
教えてくれるのは、野外活動のスペシャリスト遠藤大哉さんです。
ライフセーバーにして大学の准教授の遠藤流レクチャーを、動画で分かりやすくお届けします。

遠藤大哉さん(NPO法人「バディ冒険団」代表)
えんどう ひろや/1968年、東京狛江生まれ。東京工科大学特任准教授、日本体育大学ライフセービング部監督、元ライフセービング全日本チーム監督。湘南で、子どもやその家族と野外活動を行うNPO法人「バディ冒険団」を主宰している。

山では、「バテる」という言葉をよく耳にします。
疲労困憊を指す言葉で、語源は「果てる」から転じたとされています。

バテの要因は、2つあります。
ひとつは、心肺機能に過度な負担がかかっている状態。
もうひとつは、筋力を使い過ぎている状態です。

急斜面の登りを速いペースで歩けば、心肺機能は酷使され、息が上がります。
急斜面の登りを、大股で歩けば、もちろん筋力も消耗されます。
心肺機能が高まり、大きな筋力を使うと、カラダが疲れやすくなり、バテてしまうのです。

バてる歩き方

バてる歩き方は、大股で、速いペース。
陸上のトラックで、ダッシュで走るイメージです。
心臓には大きな負担が掛かり、太腿前側の筋肉(大腿四頭筋)が酷使されています。

バテない歩き方

バテない歩き方は、段差の少ないところを、歩幅を狭くして歩く、ゆっくりペース。
膝の上にある大腿四頭筋ではなく、脚の後ろの大筋群(ハムストリングス)を多く使うので、楽に歩くことができます。
ランニングに例えると、ジョギングのイメージです。
心肺機能へも筋肉へも負担が少なく、バテずに歩くことができます。

Movie created by ステレオタイフーンの秘密基地