こんにちは! 暮らしとスポーツが“つながる”two-nagual編集部です。
各都道府県で、電車のみでアクセスできる日帰り登山を紹介していくこちらの企画。
第11回は、複数の山が連なる神奈川県の葉山(はやま)アルプスをご紹介します。

目次

●まずは、葉山アルプスについて

●JR横須賀線とアクセス方法

●葉山アルプス登山ルート

●ビュースポット「森戸海岸」

●おすすめ飲食店と、2021コロナ禍最新情報!「葉山女子旅きっぷ」とは?

まずは、葉山アルプスについて

画像出典:https://cp.yamap.com/keikyu/

葉山アルプスは、神奈川県の三浦半島にある丘陵地帯の総称で、地名から、「三浦(みうら)アルプス」とも呼ばれています。
仙元山(せんげんやま、118m)、二子山(ふたごやま、208m)をはじめとする、標高200m前後の山がほとんどのため、初心者におすすめの登山スポットです。

また、高低差のある登山コースや、山々を縦走することが可能なため、登山経験者でも楽しめます。
山頂からは、低山ながらも、海や街を見渡す展望が魅力です。

葉山アルプスのトレッキングは、少し前までマイナーとされていました。
そのため、コースの詳細が記載されていない地図があったり、道標がない分岐で誤ったルートを進み、道迷いが少なくありません。
まずは、ルートの下調べをしっかり行ったうえで、出掛けることを忘れないようにしましょう。

JR横須賀線とアクセス方法

葉山アルプスへは、都内から気軽に電車でアクセス可能。
今回は、JR横須賀線「逗子(ずし)駅」もしくは、「東逗子(ひがしずし)駅」を目指します。

画像出典:https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%9D%B1%E9%80%97%E5%AD%90%E9%A7%85

JR横須賀線の正式な起点は、大船駅ですが、今回のスタートは東京駅です。
東京駅からの場合、JR横須賀線 逗子行き、もしくは久里浜行きに乗車。
約1時間で到着です。

現在、神奈川と東京を結ぶJR横須賀線。
東京駅からは、総武線快速線と直通して、都内および近郊に住む多くの方が利用している路線ではないでしょうか。

その歴史は長く、大船駅~横須賀駅間は、2019年6月に開業130周年を迎え、催しが行われるなど賑わいました。

2020年12月には、新型車両「E235系」がデビュー。
今回は、ぜひ「E235系」に乗ることをおすすめします!

E235系は、山手線の車両前面(顔)の形状がほぼ同じで、車内空調や防犯カメラなどの設備も万全です。
ただ、山手線と異なり、「グリーン車」が連結されています。

画像出典:https://www.traicy.com/posts/20201212191576/2/

グリーン車の座席は、車内側面に向かい合わせに設置されているロングシートと違い、新幹線や特急電車のような進行方向に向けて座席が設置されています。
複数人で利用の際は、座席を回転させ向かい合って座ることも可能です。
(新型コロナウイルス感染症対策のため、現在は、席を回転せずにご利用ください。)
他にも、グリーン車内では、Wi-Fiサービスや各座席にコンセントが装備されているので、通信速度や充電切れを心配せず、スマホで地図の確認なども行えるでしょう。

グリーン車を利用の際は、乗車券に加えて「普通列車グリーン券(別料金)」が必要です。
行きは、普通列車。帰りは、登頂のご褒美にグリーン車に乗って、くつろいで帰るなどいかがでしょうか?

葉山アルプス登山ルート

今回は、葉山アルプスの山々を縦走するルートを紹介します。

【逗子駅スタート 「仙元山・南尾根ルート」】

逗子駅出発後、仙元山、戸根山(とねやま、189m)、乳頭山(にゅうとうさん、202m)を縦走する約4時間のボリュームあるルートです。

全体を通して、危険な場所はありませんが、道中の高低差があるため、体力の消耗に気を付けましょう。

まずは、逗子駅で下車後、約40分。登山口である、葉山教会を目指します。
駅からはバスも出ていますが、せっかくなので登山口までの、街並みの変化を徒歩で楽しみながら進みましょう。

出典:三浦アルプス 仙元山・南尾根ルート(仙元山→戸根山[ソッカ]→乳頭山) 其の①

教会横の細い山道が、スタート地点です。
登山口からは、約30分と、かなり短い時間で、仙元山に登頂できます。
狭い山道や頭上に木々が生い茂っていますが、一度開けた場所に出ると、山頂まではあっという間。階段を上り、仙元山に到着です。

山頂から、相模湾を見渡すと江の島が見えます。

仙元山の山頂には、トイレが設備されています。
この先、トイレがないので、ここで済ましておくことをおすすめします。

次は、戸根山を目指します。山頂までは、約40分。
この間は、木の根がむき出しの道が多く、さらにアップダウンが激しいので、足元に十分気を付けて進みましょう。
途中、「12」と記された標識がある分岐を、戸根山方面に進みます。
切り株や木々が整備されている場所が、戸根山山頂です。

出典:三浦アルプス 仙元山・南尾根ルート(仙元山~戸根山(ソッカ)~乳頭山)其の②

戸根山の山頂には、目印となる道標などがないので、ウッカリ通り過ぎてしまわないよう注意しましょう。
また、戸根山は、一部の人から「ソッカ」とも呼ばれています。

戸根山を越えれば、観音塚(かんのんづか)を経由して、乳頭山を目指します。
観音塚までの約30分は、主に草が覆いかぶさる、細い山道です。
暖かい時期には、虫などの生き物にも注意しましょう。

観音塚から乳頭山までは、約1時間40分と、本ルート最長の区間です。
狭い道が多く、特に道迷いの多いエリアのため、GPSや登山アプリの確認を忘れずに行いましょう。

画像出典:https://mitchie-m.com/blog/trip/mountain/hatakeyama-nyuutousan/

乳頭山山頂からは、東京湾が展望できます。
吾妻島や横須賀海軍施設、天気が良い日には、八景島シーパラダイスを見ることが可能。

ゴールは、約1時間30分かけて東逗子駅へ下山します。
長い時間歩いているので、ケガをしないように焦らず下山してくださいね。

【東逗子駅スタート 「二子山~阿部倉山(あべくらやま、161m)縦走ルート」】

東逗子駅を出発、二子山と阿部倉山を縦走するコース。
仙元山・南尾根ルートとは対称的に、西に向かって半周するようなイメージです。
所要時間は、約3時間30分ですが、二子山~阿部倉山間は、高低差のあるコースで、上級者向けとされています。

最初の約40分、東逗子駅から登山口を目指します。
住宅街を進み、沼間小学校を左折すると「二子山ハイキングコース」の案内板があります。
小学校に沿って歩くと、登山口に到着です。

登山口から二子山までは、約30分。
アスファルトから本格的な山道を進むと、休憩ポイントに「いこいの丘」があります。
道中、足場の悪い道もありますが、山頂直下は、広くて歩きやすい登山道に合流します。

画像出典:https://www.walkerplus.com/article/129038/image717328.html

二子山山頂には、見晴らし台が設けられ、横浜みなとみらいや東京スカイツリーを眺望できます。

二子山から阿部倉山までは、約1時間30分の道のりです。
二子山下(別名 下ノ山、206m)を経由するため、かなりアップダウンのある区間です。
このルートには、椿が多く、1~3月頃開花した姿を見ることもできます。

山頂は、「阿部倉山」の標識がある整備された林です。
展望はありませんが、山頂周辺には、山桜が群生しています。
2018年2月には、「阿部倉山の森 保全の会」が、阿部倉山の中腹に山桜とソメイヨシノを100本植樹。
3月下旬から4月上旬が見ごろなので、この時期には、ぜひ山桜も楽しんでください!

阿部倉山の山頂から、ゴールの逗子駅へは約1時間。
最後は、県道331号線沿いを進んで、逗子の街並みを楽しみましょう。

このルートも、途中標識のない分岐などがあるので、GPSや地図でこまめに位置確認をしましょう。

参考ルート:https://cp.yamap.com/keikyu/assets/images/miura_web-map.pdf
参考文献:https://cdn2.kurashi-no.jp/images/production/imgs/images/000/211/257/original.jpg?1598515560
参考動画:https://www.youtube.com/watch?v=f110sBywQS4&list=PL5GgSOgYPZS2UqnRWa48FKiVSHuxd8JCb

ビュースポット「森戸海岸」

仙元山から見下ろすビーチに、森戸海岸があります。

森戸海岸の名物は、夕日!
沈む夕日と富士山の絶景の組み合わせは、多くの人々の心をとらえて離しません。

仙元山登山口の葉山教会から、約30分で到着です。

森戸海岸の南、森戸川の河口には、1180年に源頼朝が創建した、「森戸大明神(もりとだいみょうじん)」も鎮座。
夕日を眺めるスポットになっています。

なお、2021年9月から、森戸大明神、海南神社(三崎)、叶神社(西浦賀)の三社が協力して、コロナ禍の運動不足解消を目的とした、特別御朱印の限定企画をスタート。
御朱印を集めに、三浦半島を歩いてみるのもいいですね。

【森戸大明神(森戸神社)】

画像出典:https://rurubu.jp/andmore/spot/80014289

住所:〒240-0112 神奈川県三浦郡葉山町堀内1025
電話:046-875-2681
受付時間:午前9時~午後4時(参拝は24時間可能)
公式ホームページ:https://www.moritojinja.jp/index.html

【開運半島詣り 秋】

各神社で、限定の御朱印と開運守をいただきながら巡る企画。
三社全ての御朱印を拝受すると「木製紙 開運札」、三社の開運守を集めると開運守専用の「金字刻印ケース」をいただくことができます。

画像出典:http://www.moritojinja.jp/contents/newslist.html

開催期間:2021年9月13日~なくなり次第終了。
対象神社:森戸大明神、海南神社、叶神社

【海南神社】

住所:〒238-0243神奈川県三浦市三崎4-12-11
公式ホームページ:http://kainan.server-shared.com/

【叶神社】

住所:〒239-0824神奈川県横須賀市西浦賀1-1-13
公式ホームページ:http://kanoujinja.p1.bindsite.jp/index.html

おすすめ飲食店と、2021コロナ禍最新情報!「葉山女子旅きっぷ」とは?

ここからは、葉山アルプス周辺のおすすめ飲食店と、コロナ禍の最新情報をご紹介します。

【葉山海人市場(あまといちば)】

画像出典:https://r.gnavi.co.jp/a091200/ (ぐるなび)

京浜急行電鉄(京急電鉄)が販売している「葉山女子旅きっぷ」を使って訪れる人も多い、漁師料理店「海人市場」。
外観や入口は、ちょっと入りにくい雰囲気ですが……、入店してみると、温かみあるオレンジライトのアットホームな店内です。
新鮮な魚介を味わえることが魅力で、ランチタイムは、定食もいただくことができます。

住所:〒240-0112 神奈川県三浦郡葉山町堀内1815
電話番号:0468-76-0066
営業時間:11時30分~14時、17時~20時
定休日:不定休
店舗情報:https://r.gnavi.co.jp/a091200/ (ぐるなび)

※2021年10月の、「緊急事態宣言」解除により、営業時間が変更になっている可能性があります。詳しくは、店舗までお問い合わせください。

【葉山女子旅きっぷ】

今回は、JR横須賀線の駅を利用する登山ルートを紹介しましたが、このエリアには、京浜急行電鉄も通っています。
京急逗子線「逗子・葉山駅」は、JR逗子駅から徒歩5分。葉山アルプスへは、京急電鉄からアクセス可能です。

画像出典:https://www.keikyu.co.jp/visit/otoku/otoku_hayamagirl/

京急電鉄では、おうち時間のリフレッシュの意味も込め、「葉山女子旅きっぷ」を販売中。
電車・バスの乗車券に加え、加盟店で使える飲食のクーポンとお土産が付いている、お得な切符です。
ちなみに、「女子旅きっぷ」という名前ですが、購入はどなたでもOK!

本記事では、バス利用の紹介はしていませんが、電鉄が提供しているバス便を利用して、登山を楽しむのもおすすめです。

公式サイト:https://www.keikyu.co.jp/visit/otoku/otoku_hayamagirl/

初めてのトレッキングや登山トレーニングに、ぜひ「葉山アルプス」に行ってみてはいかがでしょうか?