アウトドアを、カラダ全身で楽しむ、山登り!
はじめの一歩を踏み出すための、初心者向け、山のあれこれの超入門。
教えてくれるのは、野外活動のスペシャリスト遠藤大哉さんです。
ライフセーバーにして大学の准教授の遠藤流レクチャーを、動画で分かりやすくお届けします。

遠藤大哉さん(NPO法人「バディ冒険団」代表)
えんどう ひろや/1968年、東京狛江生まれ。東京工科大学特任准教授、日本体育大学ライフセービング部監督、元ライフセービング全日本チーム監督。湘南で、子どもやその家族と野外活動を行うNPO法人「バディ冒険団」を主宰している。

トレッキングのギアのひとつに、ポール(ストック)があります。
バランスを取って安全に歩く際に、使用します。
不安定な石や岩が多い道や、凍結などで足場が悪い道では、ポールが活躍します。
下り道で、膝の負担を軽減させる、杖代わりとしても有効です。

ポールは、地形に応じて使用するのが◎

地形の変化に富んだ日本の山では、ポールが邪魔になることもあります。
安全な場所では、ポールに頼らず、体幹などでバランスを取って歩きます。
使用するシーンを選び、ポールが邪魔な際は小まめに畳んでザックに収納するなど、安全な登山のために活用しましょう。

ポールのストラップを手首に掛けます
環境保全のため、ポールの先端の石突には専用のカヴァーを取り付け、木の根を傷つけたり、土を掘らないようにしましょう
肘が90度になるよう、ポールの長さを調整します

実際に、ポールを使って歩いてみます。
(動画のような)不安定な場所や、下りの際に使用します。
使い方は、歩く際に1歩ごとにポールを突くシングルストックと、両腕のポールを同時に突くダブルストックの2種類が知られています。

トレッキング用ポールの多くは、体格に合わせて長さが調整ができます。
持ち運びにも便利で、ザックの横に括りつけ、使用するシーンで伸ばして使います。
長さの目安は、ポールを持って地面に突いた際の肘の角度が90度とされています。
バランスを崩した際、瞬時に操れて、しかも力を掛けやすい長さです。
登りと下りで、微調整すると、さらにポールの使い勝手が上がります。

  • 登りでは、短め
  • 下りでは、長め

覚えておくと便利です。

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