アウトドアを、カラダ全身で楽しむ、山登り!
はじめの一歩を踏み出すための、初心者向け、山のあれこれの超入門。
教えてくれるのは、野外活動のスペシャリスト遠藤大哉さんです。
ライフセーバーにして大学の准教授の遠藤流レクチャーを、動画で分かりやすくお届けします。

遠藤大哉さん(NPO法人「バディ冒険団」代表)
えんどう ひろや/1968年、東京狛江生まれ。東京工科大学特任准教授、日本体育大学ライフセービング部監督、元ライフセービング全日本チーム監督。湘南で、子どもやその家族と野外活動を行うNPO法人「バディ冒険団」を主宰している。

山に行く際には、救急セットは必携です。
救急セットは、ドラッグストアなどで購入できる一般的なモノでも十分役に立ちます。

山でのケガは、切り傷や擦り傷など小さなケガが大半です。
一般的ではありますが、絆創膏が活躍します。
山では濡れることが多いため、絆創膏は防水タイプが重宝します。
最近では、《キズパワーパッド》に代表される湿潤療法用の絆創膏が手に入るようになり、キズの治りが早いことで広く使われています。

山では、ハチをはじめとした虫への注意も必要です。
ハチに刺された時は、ポイズンリムーバーがあると便利です。
刺された箇所を水で洗い流し、毒をポイズンリムーバーで吸引します。

この処置は、早ければ早いほど、毒の影響を受けにくく、痛みも軽くなります。
虫刺され用の市販の塗り薬も、救急セットに加えておきます。

切り傷や擦り傷の処置の基本は、水できれいに傷口を洗い流すこと。
傷口を水で洗い流す際は、ペットボトル用のボトルキャップがあると便利です。
ペットボトルからの高い水圧によって、傷口の洗浄力を高めることができます。
ペットショップなどでも手軽に入手できるので、救急セットに入れておくと便利です。

救急セットを使うようなケガでは、RICE(ライス)処置が基本です。
ライスは、4つの処置の頭文字と覚えておきましょう。

RICE(ライス)処置が応急処置の基本

  • Rest(レスト)=安静
  • Icing(アイシング)=氷で冷やす
  • Compression(コンプレッション)=圧迫
  • Elevation(エレベーション)=挙上

ライス処置での患部の固定には、テーピング用のテープが重宝します。
また、クラフト用のビニールテープも、患部の固定に役立ちます。
ビニールテープを絆創膏の上から巻くことで、水に強く、はがれにくくなります。

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